わたしはずっと「儚い人」になりたかったんだけど、おそらくだんだん対極に行ってるなって自分で思う。
そもそもわたしは根暗な人とか、陰のある人が好きすぎる。目からこぼれる不安とか、繊細で壊れてしまいそうだったりとか惹きつけられてしまう。創作に昇華しても足りなくて、社会に怯えてるんだけど、社会を捨てきれないから必死にもがいてる感じとか。
結局ないものに惹かれているのだろうから、わたしは繊細なようで図太い。繊細をそれなりに飼い慣らして、心身の不調という形で頻繁に休みながら生きることを脳が選んだ。
人間関係も自制しなきゃいけないほど、行動に制限が多いから、こいつつまんねーなって思われることもおそらく多い。つまんねーって思ってくる人を無視するスキルはそれなりにつけた。
愛される人になりたいと思いながらも、ほしい愛はきっと得られない。形の違う愛はいっぱいもらっている気がする。
所属するコミュニティ内にはいつも、絶対わたしを100%で守ってくれる女の人が1人はいる。
バックアップしてくれるのが今は社長だから、ちょっと特殊なんだけど。
生きなきゃ、ってやっと少し思ってる。だから、たぶん、病気の症状が強い時は常に希死念慮がついて纏うようになったんだろう。
死にたくないって思ったことはないけど、10歳頃からずっと思ってる早く人生終わらないかな、は消えないけど。生命維持以外の生きるが出てきたのは少しだけ、いや、だいぶ、30年かけてやっと解毒が始まった気がする。